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とうちゃんと呼ばれる日 #3 5月26日 新開健司
平成16年5月25日。今日は楽しい?劇団会議の日。通常は20時から前回紹介した天神にある劇団事務所で開催される。僕の場合いつも一番に事務所入りして、お茶の用意、お菓子の用意、掃除等行いたい気持ちは誰にも負けないもだが・・・今日も仕事のため、遅れそうである。 「すみません新開ですけど。」 「どうしたと。」 と事務的な声の美里さん。(劇団一の看板女優、同時にその細身の体からは想像しづらいが劇団一の大飯ぐらいでもある) 「今日の会議ですけど、一時間程遅れそうなんですけど。すみません」と恐る恐る僕。 「なんば言いよると?」 なんか機嫌悪いぞ今日は、と思いながら、 「今日の会議の件ですけど・・・」 「はあー?」 「すみません勘弁してくださいお願いします」 「新開君もしかして、今日の会議は、西城さん(ついに登場!わが劇団代表兼演出家!劇団一のパワフル男&気配りの人&わがまま大王)と染矢さんと私のみ出席やったと忘れとろ。 「・・・・・・・はい。」 「それからさーエッセイ読んだけど、私は何で出てこんとかいな」 「い・いやいやそれは、これからのお楽しみということで・・・」 「・・・まあいいけど、かわいくね、かわいく。」 「まかしてくださいよ。」 美里さんのかわいさが皆さんに少しでも伝われば幸いです。 さて今回でエッセイがとぎれた時。僕は旅に出ているはずです。 「こんどさー長崎に旅行しようと思って」と僕 「うれしーどこいくどこいく」と麻喜 「・・・劇団で・・・」 「・・・」 「・・・・・」 「・・・・・・・」 皆さん良い知恵がございましたら御教示いただけますと幸いです。
とうちゃんと呼ばれる日 #2 5月20日 新開健司
昨日(平成16年5月19日)天神のわが劇団事務所で本公演に向けての会議が開かれた。天神の事務所そこんとこ四露死苦(古いね僕も)この事務所の間取りは、2DKなんだけれども、オフィスくじら(劇団とは別にプロダクションもやっています)の事務所兼、衣装、小道具等の保管場所になってる。 「では、ただ今より劇団会議始めます。」 と、ここまではきっちといくのだが、・・・ 「おい吉武、(劇団個性派女優兼座付き作家)、すまんばってんもっちと詰めちゃあらんや」 「詰めるてどこにですか、私がちょっとと大きいからって」 「ちょっとやな・・・ほら、けん(下山君劇団の看板男優)、トイレの前やらおらんと、こっちきて一緒に座りやい」 「いや僕はここで結構です(あくまでクールに)」 「りん、(劇団セクシー女優{自称})コーヒーこぼさんごとね」 「解ってますて、子供じゃないんですから、 あっ」 「あー、こぼれたろーが気つけろて、すみません染矢さん(劇団看板女優の1人、苦労症がたたってか最近老女役にはまる)タオルとって」 「もうしょうがないわね。はい、あっ」 「あちちち」 と、毎回このような儀式のあと会議がはじまっていくわけで膝を交えるとは正にこのことである。 「明日仕事休みだから、病院に行こっと。お顔が見れますね。ふふふ」 マキが言った。 「休みやったらすまんけどさ、・・・」 返事が無いので僕が振り向くと、彼女は僕と話しているわけではなかった。なんか淋しいぞ。
とうちゃんと呼ばれる日 #1 5月19日 新開健司
マキが言った。 「子供ができたみたい」 僕は平静を装いながら、 「そうか、・・・・良かったね。」 とタバコをふかしながら答えた。 と、ここまで書いて、 「自分はなんて冷たい奴だ」 と一瞬考えたがそうではないことに気づいた。 なんせ、女の子とそれらしいお付き合いをさせていただくようになってから早20年弱、 その間はせっせせっせとご交際と避妊に励んでいたものですから、ついつい新婚生活においても逃げ腰もとい、 および腰になっていただけでした。 決して冷酷非常な男ではないのでそこんとこよろしく。あっ、申し遅れましたが、僕の名前はケンジです。 今年2月に結婚したばかりの新婚さんです。歳はとっとりますが新婚さんです。ちなみに妻の名前はマキです。 僕がこれから成ろうであろうとうちゃん。男としてその状況の変化にいかに対応していくのかを軸に、 どう芝居と関わっていくかふらふらとエッセイのようなものを書いてみようかなと思っとります。これからもよろしく。 ご意見感想等なにかありましたら是非メールください。お待ちしています。









